1/35Tamiya Sturmgeschutz 3 Ausf B(Sd.Kfz.142)

強固な陣地などを突破するには、歩兵部隊と密接に連携した装甲のある火力支援兵器が求められていました。そのためにつくられたのが突撃砲です。
この三号突撃砲は三号戦車をベースに75mm短砲身を搭載したもので、開戦当初のドイツ軍装甲車両が搭載しえた最高の武装を有していたのです。

タミヤのⅢ号B型に
ドラゴンのフィギュアセットFROZEN BATTLEGROUND(MOSCOW 1941)を添えました。

戦車はラッカーの缶スプレーに筆でブレンディング、
フィギュアもラッカーです。
フィギュアは基本的に素組みですが、銃紐とその金具は自作しました。
とても出来の良いフィギュアセットで、ストックしておくのはもったいないキットです。
顔もホーネットにすげ替える必要はないでしょう。

戦車兵は、見えている車長だけでなくドライバー、装填手、照準手とすべてスクラッチしています。

そのためのインテリアもそこそこ自作して補っています。
でも、まったく見えません。

雪は紙粘土と石膏で表現しました。

ダイソークリアケースでの箱ラマなので、クリアーなうわ蓋のほうには白を軽く砂目吹きして、降雪を表現してみました。

タミヤの3号突撃砲は基本的にはいいキットです。
といいますのは、この戦車は3号L型のキットのパーツ換えで作られています。
足回りも新規パーツではサスペンションが効くように作れます。
しかし、それが中途半端な稼動で、しかも工作が煩雑です。
あまり意味のない新規パーツなので、不要部品扱いの旧足回りを使って、無可動でつくられることをお勧めします。
それ以外はとても出来のいいプラモデルで、簡単にストレスなく素晴らしい3突が出来上がります。

マーキングはかっこよさ優先で第192突撃砲大隊第3中隊1941年6月ポーランド
のデカールを貼っています。そのときの車両がそのままのマーキングで雪原を走ったかはちょっと疑問ですね、今にして思えば。
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